検索キーワードの設計
URITAI は企業ホームページの全文を言葉で検索します。まだ課題を明示していない企業を抽出するのが潜在の語で、この設計がリストの質のほとんどを決めます。設計も修正も 0P です。
利用する場面どの言葉で検索すればよいか判断できないとき。検索結果が意図とずれているとき。
URITAI が見ているのは、企業ホームページの全文です。業種や地域といった属性ではなく、
その企業が自社のサイトに記載している言葉で照合します。このため、検索に使う言葉の設計で結果のほとんどが決まります。
まだ課題を言葉にしていない企業を、書いている言葉のほうから見つける。これが基本の考え方です。
顕在と潜在
売りたいものを書くと、会話に「探すテーマ」が並びます。語ごとに 顕在 / 潜在 のタグが付き、
その下に「この言葉をサイトに書いている会社は、どんな状況で何に困っていそうか」が 1 文で添えられます。
自社の商品がなぜ刺さるかは書かれません。読む側が知りたいのは相手の状況だからです。

| 種類 | 拾えるのはどんな会社か | 例(生産管理システムを売る場合) |
|---|---|---|
| 顕在 | すでに課題を言葉にしている会社 | 「生産管理システム 導入」 |
| 潜在 | 課題の状況がサイトの言葉に出ている会社 | 「手書き 伝票」「FAX 受注」 |
潜在を中心に据える理由
顕在の語で当たるのは、自分から課題を語っている少数の会社です。数が少ないうえ、
同じ語は競合も同じように狙うので、先に接触されている可能性が高くなります。
潜在の語は違います。「FAX 受注」と書いている会社は、受発注が紙のままだとは自分では言っていません。
ただ、サイトにはそう書いてある。状況は言葉に出ているのに、課題としては名指しされていない。
URITAI が潜在を主役に組み立てるのはこのためです。
キーワードの組み立ては 0P です。何度出し直しても残高は減りません。
3 つの効かせ方
条件は 3 種類あります。いまどう効いているかは「いまの条件を教えて」と聞くか、リストを出す承認カードで読めます。
| 画面の言い方 | 効き方 |
|---|---|
| 含む語 | 書いた語がすべて出てくる会社だけが残ります |
| いずれか | 書いた語のどれか 1 つでも出てくれば当たります |
| 除外 | その語が出てくる会社を落とします |
リストを開いたときは、同じ条件がリスト名のすぐ下にラベル付きの札で並びます。
承認カードでは「含む語」「いずれか含む」「除外語」という書き方になります。
除外は社名ではなくホームページの本文に当たります。その語が本文にあるだけの会社まで落ちるので、
語を足すほど母集団が減ります。社名で外したい相手には効きません。
必須の語は、語の並び(フレーズ)ではなく、語がそれぞれ出てくるかどうかで見ます。
「多品種 少量 生産」のように必須を 3 語以上並べると 0 件になりやすいので、
広げたいときは「いずれか」に移します。
言葉を修正する
出てきた候補が違うと思ったら、そのまま言い直せます。
| 言うこと | どうなるか |
|---|---|
「FAX 受注」は外して | その語が条件から消えます |
「多品種少量」も足して | 語が足されます |
「求人」を含む会社は除いて | 除外の語になります |
「求人」の除外をやめて | 除外が解けます |
条件を変えるのは会話からだけです。何をどう変えたかが会話の記録に残るので、
後から「なぜこの条件になったか」を読み返せます。
地域と業種の指定は後から
商品を売りたいという相談では、URITAI は先に地域や業種で絞りません。
まず言葉で母集団の質を作り、都道府県と業種は必要になったときに後段で削ります。
先に「奈良県の製造業」で切ると、言葉で拾えたはずの会社が最初から入りません。
もちろん、地域や業種だけで出すこともできます。入力欄で / を押すと入口が選べます。
| 入口 | 差し込まれる文 |
|---|---|
/keyword | 「」を含む会社を探して |
/region | 奈良県の会社を出して |
/industry | 情報通信業の会社を出して |
/combo | 愛知県の製造業を出して |
/similar | この会社に似た会社を探して: |
/similar は、ある会社のサイトに出てくる語彙から似た会社を探す入口です。
言葉で表現しにくい場合は、成果の出ている既存顧客を 1 社挙げるほうが早く進むことがあります。
修正後は件数を確認する
言葉を直したら、その場で何社になるかを確かめられます。件数の確認は 0P で何度でもできます。
- 0 件になった → 必須の語を減らす、「いずれか」に回す、表記ゆれ(カタカナ・漢字・英字)を足す
- 多すぎる → 必須の語を足す、除外を足す、都道府県や業種で後から削る
「100 点の企業」から探す方法
言葉を積み上げるかわりに、先に「どういう会社なら 100 点か」を決めて、
そこから複数の入口を作成させる方法もあります。1 社ずつホームページを読んで採点し、
採用ラインを超えた会社だけを積み上げます。→ マッチングサーチ